日時:2024年3月16日(土)
場所:浜小学校
磯子SC卒団カップに5年生といっしょに参戦してきました。
■予選グループ1回戦 vs 野庭キッカーズ
1-6
前半 0-3
後半 1-3(Sョウタ5年)
■予選グループ2回戦 vs FC本郷
1-2
前半1-0(Sョウタ5年)
後半0-2
※予選2敗で最下位。他チーム3位と5、6位決定戦へ。
■順位決定戦 vs 並木FC
4-3
前半4-0(Kウタ5年、Kウ、 Kウヘイ×2)
後半0-3
初戦の野庭キッカーズとの試合は、出足が遅く悔しい結果となりました。
確かに相手はガッチリとした選手が多く、ボールクオリティの差を発揮する前に競り合いに負け続け、一方的にやられてしまいました。
相手が強そうだとやられてしまう。
試合前にどんなイメージをして臨んでいた? どんな心の準備をしていた?
6年生にとっては、残り数少ないカップ戦。
これでは本当にもったいないよ!!
更にポジションの理解が低く、皆が中央にポジショニングしてしまったため、奪ったあとに次の相手が近すぎ、直後に奪われてしまう。
仲間を信じてスペースで待つことも、仲間を信じてバスを出す技術も発揮できませんでした。
次の試合は、ポジションことを伝え多少内容は良くなったものの、残念な逆転負け。
そこで……。
予選グループが終ったMTGでは、コーチから一方的に伝えるだけでなく、選手達から意見を聞きたく思い「キミたちはどんなサッカーがしたい?」の時間を用意しました。
すると選手達からは、下記の4つの意見が挙がりました。
◎1対1で一人ひとりが負けない。
◎声を出す。かけあう
◎判断を早く
◎諦めない。しっかり追う
次の試合ではこれらを1回でも多く達成しようとMTGは終わり。
最後の試合を迎えました。
最後の試合では、1トップで出場のKウヘイが、自分がいまできることを最大限に発揮してくれました。
大きな身体でボールを後ろ向きにキープし、前を向いた仲間を使う。
一番前にいる攻撃の起点として機能できました。
後ろ向きのプレーが多かったものの見事2ゴール。
相手GKの正面に飛んだものの、手をぶち抜いて決めた直接FKのゴールは流石ですw
嬉しかったのは、試合後のMTG。
試合前に決めたことを、いままでより1回でも多くできたかな? の質問に対し、全員が挙手できたことは本当に素晴らしく、嬉しく思います!!
表彰は、同行してくれた5年コーチ達全員も納得のKウヘイがMVP。
素敵な首掛けメダルを獲得しました。
Kウヘイ曰く、初めてもらったかもとのことw
もうひとつのベストスマイル賞は、復帰早々チャンスを度々演出してくれたKウ。
お菓子が入った大きなメダルをもらいました。
このほかチームには、大きなお菓子トロフィーも獲得し、メンバー全員で分けました。
当たり前ですが、大会は相手も本気で勝ちにきます。
そんな相手に臨むには、50%でも70%でもなく、100%を出さなければいけない。
この経験は、サッカーに限らずスポーツを続けるなら絶対に必要なこと。
最後の太尾カップでもこの気づきを説き、選手達の成長の一助にしたいと思います。
(M村コーチ)
どことなく不安そうな表情で試合に入った1試合目。
5年生にとっても、試合前に6年生の体格を見て、ちょっと気持ちが立ち上がらなかったかな。
この時期の6年生は凄く大きい子もいるからね。
サッカーは相手あってのスポーツ。相手のことも探りながら戦って欲しい。
でもまだ自分たちの事しか考えられない。そこまで余裕がなかった。
だから迷わず自分たちのサッカーをしよう!って言えば良かったのかもしれない。
その方が力を出せたと思う。
でも早かれ遅かれ、相手のことを分析しながら戦う力が必要となる。
そういう選手が求められるようになるんだ。
中学生以上になるとなおさら。来季トップリーグを戦う6年生もだ。
監督やコーチの指示が全てではないんだよ。
自分たちでも自ら相手チームの状況を分析して考えて戦えるようになって欲しい。
すぐには出来ないけど、チャレンジして失敗を繰り返しても諦めずに前に進んでそういう力をものにして欲しいです。
6年生は、次の最後の卒団カップ、楽しく激しくプレーしてやり切りるぞ!
(I宮助監督)